無料VPNおすすめ:無料で足りる条件と、有料が必要になる条件
先に結論:1台の端末で、ウェブ閲覧や公共Wi-Fiの利用時に使う程度なら、無料版で足りることがあります。運営元がはっきりしていて、データ上限や広告の条件を公式に書いているサービスを選んでください。複数の端末で使う、動画配信サービスで使う、海外から日本のサービスを使う、といった目的なら有料版を検討したほうが確実です。
「無料」には3種類ある
VPNで「無料」と書かれているものは、中身が違います。
- 無料版(無料プラン):期限なしで使えるが、台数・データ量・機能・接続先などに制限があるもの。
- 無料トライアル:一定期間だけ有料版と同じ機能を無料で使えるもの。期間後に自動で有料になる場合があります。
- 返金保証:いったん支払い、条件内で解約すると返金されるもの。支払いは発生します。
「無料で使えた」と書かれている記事の多くは、2や3を指していることがあります。申し込む前にどれにあたるかを確認してください。
無料版を比べるときに見る項目
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 運営元 | 会社名・所在地・プライバシーポリシーが公開されているか |
| データ上限 | 1日・1か月あたりの上限があるか |
| 広告 | アプリ内に広告が出るか。広告のために利用データを使うか |
| 台数 | 何台まで同時に使えるか |
| 接続先 | 国やサーバーを選べるか |
| 機能 | 動画配信やP2Pが対象外になっていないか |
公式ページで確認できた無料版の例
Proton VPNの無料版は、公式ページで次のように案内されています(2026年9月23日確認)。
| 項目 | Proton VPN 無料版(公式表記) |
|---|---|
| 同時接続台数 | 1台 |
| データ上限 | なし |
| 広告 | なし |
| 動画配信サービス向けの機能 | 対象外 |
| P2P | 対象外 |
無料版で足りる使い方
- 1台のスマホかPCで使う
- カフェやホテルの公共Wi-Fiにつなぐときだけ使う
- 動画や大容量のダウンロードには使わない
公共Wi-Fiでは、VPNがなくてもHTTPSのサイトは通信が暗号化されています。VPNがどこまで役に立つかは公共Wi-FiでVPNは必要かで説明しています。
有料版を検討したほうがよい条件
- 家族の端末や、スマホとPCを同時に使いたい
- 海外から日本のサービスを使いたい(海外から日本に接続するVPN)
- 中国など、通信規制のある国に行く(中国で使うVPN)
- 動画配信サービスで使いたい(ただし有料でも視聴は保証されません)
短期間だけ有料版を使いたい場合は、1か月プランや返金保証の条件で比べます。短期契約できるVPNを参考にしてください。
運営元がわからない無料VPNは避ける
VPNは、通信のすべてがVPN事業者のサーバーを通ります。運営元がわからない、プライバシーポリシーがない、必要以上のアプリ権限を求める、といったVPNは使わないほうが安全です。確認の手順は無料VPNの危険性にまとめています。
出典・確認日
- Proton VPN 料金ページ(2026-09-23)
- Proton VPN 無料VPNページ(2026-09-23)